慈光保育園の礎は古く戦前、西浄日曜学校として浄土真宗本願寺派常然寺の日曜学校に端を発し、第2次世界大戦中は篤志家の寄附により託児所を運営しておりました。
昭和40年代後半地域の子どもの数が増え、保育所に入所できない子どもが増加する中、地域の要望により昭和49年4月より厚生省(現厚生労働省)の認可を受け、社会福祉法人 慈光保育園として開園するに至りました。
昭和49年 3月 | 社会福祉法人 慈光保育園 設立認可 |
昭和49年 4月 | 新入園児を迎えて定員90名にて保育開始 |
昭和51年 7月 | 未満児数増加のため ほふく室を増床 |
昭和61年 3月 | 園児数減少のため 定員を60名に減員 |
平成 2年12月 | 慈光保育園 園歌 制定 |
平成13年 3月 | 現在地(西袋町64-25)に新園舎完成 |
平成13年 4月 | 定員を75名に増員して新園舎にて保育開始 |
平成15年 1月 | 慈光保育園 ロゴマークを制定 |
平成15年 4月 | 園児数増加のため 定員を90名に増員 |
平成25年 3月 | 0,1歳児保育室増床 |
平成30年 4月 | 保育所型認定こども園に移行 |
令和 4年 4月 | 定員を85名に減員 |
豊かな宗教情操を培い、心身の調和のとれた発達を図り、一人ひとりの幼児が幸せな生活のできる礎を築いていけるよう願って保育を行います。
児童が十分に自己を発揮できるよう健康で安心して生活できる環境を用意して健全な心身の発達を図るとともに、合掌して「ありがとう」と感謝の心を知り、「ごめんなさい」と反省できる豊かな宗教的情操の育成を願って保育を行います。
また、児童の幸福のために家庭や地域と協力して、家庭や地域の子育てを支援します。
1. おおらかな子ども(情操知識)
見たり、感じたり、考えたりして豊かな感性と創造性の芽生えを育みます。
2. 調和のある子ども(心身の発達)
意欲的に遊ぶ力を培い、心身の発達を育みます。
3. 自由な子ども(自主自立)
自分で考え、自分でやりとげる強い心を育みます。
4. 明るい子ども(協調性)
思いやりの心を持って友達と仲良く遊べる優しい心を育みます。
5. ほとけの子ども(宗教的情操)
仏様やいろいろな人や物の「おかげ」を知り、感謝の心を育みます。
合掌する幼児の姿と、青・黄・赤・白の花と光をデザインしました。
合掌する幼児の姿は、仏様やいろいろな人や物の「おかげ」を知り、「ありがとう」と手を合わせて感謝できる子どもに育って欲しいとの願いを表しています。
また、仏説阿弥陀経の中に、阿弥陀仏の慈光に照らされ青色の花は青色の光を放ち、黄色の花は黄色の光を放ち、赤色の花は赤色の光を、白色の花は白色の光を放つ。と説かれています。
子どもたちもそれぞれがそれぞれの光(個性)で輝いて欲しい。子ども一人ひとりの輝き(個性)を認め、大切にしていきたい。との願いを表しています。